December 21, 2024
派遣社員は、一般的に正社員よりも待遇が悪いといわれています。
正社員が使える福利厚生が、派遣社員の場合は使えなかったりするケースが目立っているからでしょう。
こうした問題を放置しておくと格差が広がっていく一方なので、政府も問題視をしています。
格差解消のためにできる手は尽くしているのですが、まだそれでも差は大きいのが事実です。
ですが、介護業界に限って言えば、正社員と派遣社員との間にそれほど大きな格差は存在していません。
福利厚生もほとんどすべて、非正規の人でも使えるようになっているのです。
これは、介護の世界で働く人の多くが非正規だということも関係しているのかもしれません。
女性に嬉しい時短勤務制度や育児休暇制度もしっかり使えますし、非正規のままであってもまったく問題は発生しないのです。
基本的な給料からして、正社員との差はほとんどありません。
シフト制の現場なら、労働時間もほとんど同じです。
実際に、介護の世界では非正規のままで定年近くまで働くケースが出てきています。
特に訪問介護の現場では、むしろ正規雇用をされている人のほうが少ないぐらいです。
正規と非正規の差があまりないので、転職組であっても損をすることが少ないわけですね。
このような状況が形作られているので、介護業界はどんな人にとっても働きやすい場所だと評価が急上昇しています。
平等な労働環境のモデルケースとして、一部の職場からは参考にする声も上がっているほどです。
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